長野 僚…Try Chance代表。執筆家・講演家。

大学卒業時に小学校教諭一種免許状を取得した社会福祉士。書籍は大学の入試問題に採用され、赤本に掲載された経験を持つ電動車椅子ユーザー。

現在は小学校を中心に、これから大人になっていく子どもたちや、社会に羽ばたいていく学生の皆さんに向けて、幅広く授業や講義・講演を行っています。

もちろん、社内研修など企業様からのご依頼も賜ります。内容は共通して「福祉や車椅子」に関して、「障害理解や受容」に関するものが多いです。

次いで「バリアフリーやユニバーサルデザイン」といった、共生社会を構築するための具体的なテーマが多いように感じます。

私たちが生きる社会は「多様な人々」の集合体であることが、個々のご依頼からも分かりますね!

そして、こうしたテーマを学校教育に当てはめた時、やはり「総合的な学習(探求)の時間」や「道徳」教育として実施することが圧倒的に多いです。

いずれにせよ、僕がこれまで培ってきた経験や目線を活かしながら、聴き手の気持ちに寄り添ったスタイルで心を込めてお話し(対話)させていただきます。

だからこそ、(学校の授業として実施する場合には特に)、事前の打ち合わせを大切にしています。学校やクラスの雰囲気、先生の想いや学習目標など、日常の様子と併せてお聴かせいただければ幸いです。

※引き続きオンラインでのご依頼や企業研修などのご相談も積極的に受け付けております!

プロフィール

1988年生まれ。肢体不自由・先天性の脳性麻痺・身体障害者手帳1種1級。Try Chance代表、2023年7月〜 株式会社ePARA所属(兼eスポーツプレイヤー)。

筑波大学附属桐が丘特別支援学校卒業、大東文化大学 文学部教育学科 卒業。第1種教員免許状取得。「東京都指定居宅介護事業所」(障害)に、正規職員兼利用者として入社、社会福祉士取得。2017年7月『障害を忘れられる瞬間』を掲げフリーランスに。2018年12月、障害平等研修(DET)フォーラム ファシリテーター養成研修修了。2019年4月、ジュピター出版株式会社より「僕にしかできないこと あなただからできること~障害を忘れられる瞬間を求めて~」を出版。2021年8月に2冊目となる『日々是幸日ー想えば価値!ー』を相次いで出版。

現在は学校講演やメディアでのライティング、日々の情報発信や各種イベント出演など、継続的に活動を行っている。

note / ブログ

住んだことのある地域 所沢市・練馬区・清瀬市・さいたま市
講演料 お問合せください
(※基本的に有償でお受けしております。やむを得ない事情のある場合には、別途直接ご相談ください。)

講演内容やオンライン講演会についてもお気軽にお問い合わせください。

ご依頼をいただいた後、実施時期や講演内容について、できる限り打ち合わせさせていただきたいと思っています。

可能な限り皆様のご要望に沿った形で実施するため、こちらから質問させていただくこともあるかもしれませんが、ご協力の程よろしくお願い致します。

 

講演・授業で大切にしていること

「聞いてくれた人に伝えたい、感じてほしいこと」

  • 人とちがっていてもいいんだよ。悩んでいてもいいんだよ。
    (それが”ふつう”なんだよ!)
  • 困ったことがあったら早めにSOSを出していい。
    人に頼ることは決して恥ずかしいことじゃない。
  • 『助けられた経験のある人は、いつか必ず助ける側に回るから!(大丈夫)』

・長野が頑張っているから私も頑張らなきゃ!

ではなく、

・今ここにいる長野も色々あったんだな。私もきっと大丈夫!

そんなふうに思ってもらえたら、と思い活動しています。

私は今からもうずいぶん前、大学卒業と同時に、小学校教諭一種免許状を取得しました。

もちろん、ピアノとプールの実技は今でも避けて通れない難関ですが、当時は東京都の小学校に限って国家試験から除外されていたため、昔から子どもが好きだった私は「学んだ証を残したい(頑張れば証明できる)!」と思ったのです。

それでも、これまで教師として現場に立つことをしなかったのは、やりがいと大変さを自分なりに理解しているからこそ。「(災害や防犯など)何か不測の事態があった時に、自分は子どもたちを守ることができるのか」を冷静に判断した結果。

結局(更新講習の対象から外れ)2021年3月でその効力は一旦失効していますが、いつかの御縁に備え、何より今を大切に、「1つの学校にいないからこそ、より多くの子どもたちに会える」という喜びを持ち続けながら、これからも活動を続けていきます。

大切にしていること
①いつもそこに映像が浮かぶ授業を!

「まるでその場にいるみたい・・・!」
そんなふうに思ってもらえるような空間づくりや展開を大切にしています。

そのために欠かせない、表情(の変化)やテンポ(の良さ)、(メリハリのある)間合いや抑揚のある話し方。
先天性の脳性麻痺がある私には正直難しい部分もあるのですが、お仕事をいただく以上はプロ意識をもって日々、試行錯誤を続けています。

皆さんの前でお話しするエピソードを経験しているのは、当然私だけですから。「ちゃんと皆さんも想像できているかな?」「頭の中に世界観を描けているかな?」ということは、常に意識するようにしています。皆さんの表情や仕草、言葉でのリアクションからたくさんのヒントをいただくとともに、躍動感ある授業づくりを心掛けています。

大切にしていること②
書く時=対話する、話す時=フワッと届ける。

授業や講演などをさせていただく際には、「目の前にいる相手の心にフワッと届ける」

そんなイメージを持っています。なぜなら皆さん自身もたくさんの経験をしているから。

僕の講演を聴く中で、もしかしたらご自身の辛い経験を思い出してしまうことだってあるかもしれない。

だからこそ、「僕はこうでした。あなたはどうでした(どう思います)?」と優しく語りかけるようなスタンスでいたいと思っています。

書く時の対話する、というのも同じで、「相手の顔が見えないからこそ、(まるでそこに読者がいるかのように対話する」

どちらも、一方的で上から目線にならない、ということです。

授業動画

授業デモ音声(サンプル)

どのような授業を行っているのか、参考として小学校向けのデモ音声を掲載します。

講演テーマ例・長野がお話できること

  • ちがっていてもいいんだよ!
  • みんなに言ってもらえると嬉しい”まほうの”言葉
    (※この2つは主に小学生向け)
  • 相談することの大切さ、SOSの出し方
  • 助け合いの循環について
  • 学生時代について・・・人見知りだった過去と、(相手の)「気持ちのハードル」に気付いたきっかけなど。
  • 会社員時代に培ったこと。
  • なぜフリーランスになったのか。
  • 今、仕事をする上で大切にしていること。
  • ”自分”との向き合い方
  • うつ病発症と、克服までの道のり
  • ヘルパーとの向き合い方 など

講演歴

 

各地で直接語りかけた内容を簡単にまとめました。ご依頼の参考になれば幸いです。
これまでに、特別支援学校、小・中学校、高校、大学・専門学校や各種セミナーに至るまで、本当に多くの皆様からご縁をいただき、少しずつ着実にフィールドを広げてきました。
それでも、人生をかけた大きな夢「全国を旅しながらの講演活動を通して、1人でも多くの子どもたちを元気にしたい!」というゴールはまだまだ先。
これからも皆さんにお力添えをいただきながら「僕にしかできないこと」を精一杯行っていきます。

2025年

2025年3月 六本木「親子向けイベント」②

2ヶ月連続で行う講演&対話型イベント『ちがいも同じも真ん中に』

今回はその第2弾として、前回の講演後に出したアイデアを取り入れて「ハンディキャップ選手権」を開催!

さながら”多世代大運動会”みたいになってました。

4チームに分かれて行った本イベントは、1チームの中に大人・子ども・車椅子など何らかの特性を持つ者が必ずいるという構成。
最初の種目にてイヤマフ(※難聴体験キット)を付けた私は、提示された4つのワードを記憶したままエレベーターで2階に行き回答。記憶を保ったまま電動を操るのはなかなかのハードルでした(笑)

次ぐ車椅子レースではスラローム&ラケットピンポン玉乗せ走というコース設定。
ラストの”気配斬り”では、子どもに容赦なく切られるおまけ付き👍参加者それぞれが多様な楽しみ方をしてくれていたのが印象的でした。

今回のイベントに際し、準備に奔走し会場も手提供して下さった日本リハビリテーション専門学校の河野亜実さん、友人の奈緒さん、STUDIO TRON関係者の皆さん、ありがとうございました。

次年度も「ちがいも同じも真ん中に」置いて活動していきます!

(撮影・編集:須藤保塩)

2025年2月  【自立生活実践セミナー】「当事者が授ける自立生活への道!」②

昨年11月に続き2回目となった今回も、テーマは「1人暮らしのリアルをポップに楽しく!」というスタンスは不変。特にこの日は具体的な福祉サービスとヘルパー交渉がメインだったため、シリアスかつ難しくなりすぎないように注意しながらの進行。

全員が特別支援学校の後輩であり、初参加3名親子も含む5名での実施。高校生、大学生、社会人に保護者の方まで、少人数だからこそできるきめ細かさとアットホームな雰囲気で、まるで大学のゼミを運営しているような気分を味わっておりました(笑)

前回の振り返りに続いては、ヘルパーサービス、1人暮らしのやること手順、ヘルパー交渉あるある質問にまつわる3種類のワークシートを配布。
それぞれの状況が異なる中で一緒に考える中でこそ得られる発見がきっとある。そんなことを思いながらみんなの様子を見守り、その後のディスカッションにつなげた今回。

後半の個別相談と併せて、各自が何かを持ち帰っていることを願うばかりです。

2025年2月 叡明高等学校1年生② 【進学クラス】 約360人

この日も前週に続いて叡明高等学校1年生への人権教育講演。今回は進学コースの皆さんと。
テーマや狙い、全体構成こそ『他人事は自分事ー助け合い・支え合いを考えてみるー』で変わらないものの、その場の様子や雰囲気を見て導入やエピソードを変えていくのが僕の真骨頂。

前週の”宿題”を踏まえて僕の方からオープンに、みんなの立場に立ちきれなかったことへの謝罪からスタートさせた今回。「間違ったな」と思ったら大人でも素直に謝ることが【助け合い・支え合い】を考える上では大切なんだよ、とまずは見せること。

その上で会場の構造の中で、僕はみんなを見上げているけれど、みんなは僕を見下ろしている(形になっている)よね。どこに立つか(場所)、どんな立場に立っているかによって物事を見え方は変わってくるよね。
今日は「ブレザー着用って聞いたけど、僕はみんなの心の上着を脱がせるつもりで自分からオープンにするね!」と伝えて、鉄板の『障害を忘れられる瞬間』の話へと繋げていきました。

もちろんその後はグループワークも実施。
「明日から長野が転校してきたら困りそうなこと」→「みんなの立場から変えてほしい設備」→「今のみんなが”ありのままの姿”のまま僕に対してできること」のようにステップを踏みながら考えていくことで、前週より格段に意見に深みが出たように思います。

終了後にはみんなの相談や質問が書面で寄せられ、事後学習の対応まで行った今回。
早速依頼をいただいた3年目に向けて、これからも並走は続きます。

(撮影&スタイリング:須藤保塩)

2025年2月 叡明高等学校1年生① 【特進・特選クラス】 約320人

前年同様に魂を込める季節がやってきました。越谷レイクタウンに程近い私立のマンモス高、叡明高等学校での2週連続講演!今年も初回は300人程。

今年も大テーマは『他人事は自分事ー助け合い・支え合いを考えてみるー』で変わらず。

前半は15分の講演パート。

昨年に比べ大人しい印象を受けた生徒たち。「もっとできることがあったんじゃないか」と自らを顧みながらふと思ったのは、「ここにもコロナ禍の影響が出ているんじゃないか」ということ。
おそらく、中学校の3年間をほぼマスクの下で表情を隠して過ごさざるを得なかった子どもたちのことを、僕自身がどれだけ自分事として捉えることができていただろう。

「障害を忘れられる瞬間」を届ける前に「ありのままの姿」を真正面から受け止めることで、「ちがいも同じも真ん中に」置いていいんだよと伝える。

そんな想いを持ちながら臨んだグループワークは、昨年の【長野を(明日から)転校生として迎える時に、叡明高校で変えた方がいいと思うところはどこですか?】に加え、【みんなの(校内での)困りごと】↔【変えてほしくないくらい(叡明高校の)いいところ】も追加。

今回の学びを活かしてどう展開させるのか。
自分自身への”宿題”にワクワクしながら、次回も楽しみたいと思います。

(写真提供:須藤保塩)

2025年2月 六本木「親子向けイベント」

「まさか自分が六本木のスタジオで話すことになるなんて…!」

それが決まった当初の正直な感想でした。

きっかけは昨年5月に当事者4名チームで訪れた高田馬場にある日本リハビリテーション学院での授業。
ともに街歩きをし、即日成果発表も行われたその日を経て、「どうしても一緒にイベントをやりたい!」と1人の生徒さんからオファーをいただき、今回実現に至りました。

すべてはあの日、たまたま同じチームになったから。そして学校を飛び出した本企画を快諾して下さった関係者の皆様にも厚く御礼申し上げます。

さてさて、学校を飛び出した今回のテーマは『ちがいも同じも真ん中に』。
小学生以下とはいえ、世代も現在地もちがう親子に同じ内容を伝えるのは、いつもとはまたひと味ちがう楽しさがありました。

冒頭に行った(できるだけたくさんの人の自己紹介を覚える)「ジェバディゲーム」や、後半の「(長野と)一緒にやりたいことを考えるワークショップ」など、1人では思いつかないコンテンツも盛り込んだ120分。

次回は3/8(土)14:00〜.
今回のワークショップで挙がったことを皆さんと楽しみたいと思います!

(撮影:須藤保塩)

次回のお申し込みはこちら(小学生以下親子対象)

2025年1月 久喜市立本町小学校4年生(探求学習)

昨年から繋がった今回のご縁。
今年も子どもたちからのリクエストで授業をさせていただきました。

今回は身近な人の影響で「車椅子ユーザーでも使いやすい自助具」を作っていた子どもたち。
誰かを助けたいという想いが授業のきっかけになるなんて、本当に素敵ですよね!

ーーーーー
1. 「ボクのこと見てどう思う?」(※同様の質問を最後にも)
2. 車椅子でもできるスポーツ(eスポーツの紹介)
3. ボクと一緒にスポーツするには?(※本文)
4. ふだんの活動…ボクにできること、できないこと(※クイズ形式)
5. 1人暮らしのリアル…ヘルパーを使った生活
6. 「どんな毎日になってほしい?」(※障害理解)
7. 明日から使える「魔法の言葉」
ーーーーー

最後はみんなが作った自助具にワンポイントアドバイス。
これからも日常に役立つ授業を楽しく届けられるように工夫を続けていきます。

2025年1月 筑波大学附属桐が丘特別支援学校 保護者向け「進路勉強会」

今年最初のご縁は学生時代に教育実習もさせていただき、中高の6年間を過ごした私にとっての原点と言える場所。
将来の自立生活を夢見る後輩たちの親御さんたちに向け、経験談を包み隠さずお話しさせていただきました。

この日のテーマは『卒業後のスムーズなサービス利用のために~それぞれが”今”から準備できること~』

1人暮らしをする(家探しの)ハードルとして10項目を提示したのですが、その子自身の想いを尊重しつつ親子で足並みを揃えることの大切さを伝えるべく、あえて「親(子関係)」を”最大の敵”と表現。
敵は最大の味方になり得るとしたうえで、子は親の心配を上回る強い意思を、親はぐっと堪えて「陰の立役者」でいる我慢強さを持っていてほしいと思っています。

終演後の感想では、「親=敵」という話のインパクトの他

・壁を感じさせない明るい雰囲気で楽しかった
・いつまでも親が子の代弁者であってはいけない。(親も)各々の人生の楽しみを見つけてほしいというメッセージだと解釈した

など、たくさんの感想をいただきました。

これからも多くの経験と出会いを各地に還元したいと強く思った母校訪問となりました。

主な内容

・卒業後の歩みと在校当時の想い(前菜)
・1人暮らしまでのリアル/親子関係/小・中・高の各年代ごとの親子で今できる準備(メイン)
・我が子をやる気にさせる方法

2024年

2024年11月 自立生活実践セミナー「当事者が授ける自立生活への道!」①

私にとってかねてから馴染みがある場所。それが西東京市にある「Dannacyハウス」。これまでその関係性から何度もお世話になっているこの素敵な場所で、「何かしたいよね!」ということで持ち上がった今回の企画。

「これまでの自立生活で味わった酸いも甘いも、ポップに楽しく、正直に伝える」をモットーに、当日は1時間の講演と、同じだけの個別相談という形で、少人数だからこそ創り出せるアットホームさと濃密さで本気のレクチャーをさせていただきました。

以下の構成を見て興味を持った方は、ぜひ2回目以降にお越しいただければ幸いです。親子でのご参加ももちろん大歓迎です!

ー第1回【自己理解とモチベーションUP編】ー

1. 1人暮らしの“敵”は何だ?
2.今、親子の想い一致してる?
3.皆さんが家を出たいと思った理由
4.自分の身体のこと、知ってる?ー自立生活のリアルー
5.ヘルパー交渉(導入)ー“少しの失敗”をどう伝えるかー

※次回開催については近日公開予定です。ぜひお早めにお申し込みください!

◎会場のDannacyハウスと日々の活動についてはこちらから。

https://dannacy.com/

https://nishitokyo-machi.info/keijiban/sharespace/dannacy

2024年11月 東洋大学 文学部教育学科2〜4年生

自身が特別支援学校時代にお世話になった先生が、今年から赴任されたということで縁あってお招きいただいた今回の授業。
これまた同じく母校の大東文化大学と同じ”文学部教育学科”の皆さんと対話するにあたり、付けたタイトルは

『人生の選択と自分らしさー教育はしないけど共有はしてみた!ー』

(小学校教諭一種)免許取得から13年。
冗談抜きで現役生の皆さんに知識では劣ると自覚しているからこそ、その道の経験者として大変さに共感し、教えるのではなく選択肢を投げかけ、(人生の)選択肢を共有したい! そんな想いから。

「肢体不自由児の指導法」と銘打たれた今回の授業は、今の自分→過去の自分→そこからの学びや考え方 を共有していくという構成。
実際、先生から求められていたのも「(障害はもとより)壁に直面した時の乗り越え方を話してほしい。きっと共通するところがあると思うから!」ということでした。

常に卒業後の”社会”を意識させられる日々の中で、最初こそ「一風変わった人の話」だったかもしれませんが、だんだんと「もがき苦しみながらも今を楽しく生きる先輩の話」へと変化していってくれた様子が、皆さんの笑顔と授業後の感想からひしひしと伝わってきました。

11月11日にちなんでポッキーを持参し、最後に仕掛けた争奪ポッキーじゃんけんがあまり盛り上がらなかったことは大きな反省ですが🤭、皆さんの心に少しの軽さと学びの種が残っていたら幸いです。

2024年11月 吉川福祉専門学校 1年生

昨年に引き続き、2年連続での訪問となった吉川福祉専門学校での授業。終了直後に嬉しい感想もいただき、早くもその後の交流の種も生まれ始めています。

そんな今回の授業はいつも以上に多国籍で、様々な年代の方々で溢れかえった教室。まるで僕のこれまでの経験を試されているような空間でした…!

「皆さん同士での得意なこと・苦手なこと(共通点)は?」

得意なことがほとんど挙がらない。

「それってもしかすると、無意識に人と比べてしまっているからではないですか?(僕もそうでした)」
→とっさのアドリブ

「困難さ・悩み・不安や嫌なこと。これも障害って言っていいんだとしたら、皆さん持ってますよね?」

(ポカーン…)

もうちょっとシンプルに話しますね!
(※その後の配分を急遽変更して、追加説明)

ーーーー

その他にも衣服の着脱〜アフロを被せる爆笑パートでまさかのダダ滑りしたり(笑)、反対に授業開からそこまでは常に笑いが起こっていたりと予想外の連続…!

ある意味、皆さんが「ありのままの姿を貫いてくれたからこそ、いつもと違う気づきを」得られたのかなと。

ラストは、僕の「できないことを見破り、(1人でできなかったら)サポート方法を考えてリトライ!」という演習を実施。
ここでは咄嗟の思いつきで、僕が開封した食べ物をかけて即席のじゃんけん大会を開催✨(笑)

見事に教室に笑顔の花が咲きました🌸

できないことを決めつけず、可能性を探求する。
一方でできないことを悲観せず、助け合いのチャンスと捉える。
それは決して「対 障害者」に限った話ではないんだよ、と。

今回もそんな想いが軽やかに伝わっていたのなら幸いです🤭

2024年9月 学校法人「自由学園」中等部1年生

「子どもたちに助け合いや多様性の大切さを伝えたい」

そんなことを言われたのは今年の7月7日。友人の先生が主催するイベントに参加した日曜日の昼下がり。
理想の教育について考える同志の集まりで放たれたその”願い”に、僕は気付くと授業の提案をしていた。

「ありのままの姿で、自分との”ちがい”を 受け止めてみる」

これが当日の授業につけたタイトル。
協力を申し出てからのリアクションは、これまでで最も早かったと思う。程なくして当該学年を担当する5名の先生とのリモート打ち合わせが設けられた。

・日頃から「懇談」という対話の授業があり、その中で実施すること。
・学年の半数以上が寮生活をしていること。
・寮生活には男女で異なるルールがあり、それもあってかちがいに敏感な子が多いこと。
………。

丁寧に想いを聴き、状況を伝えてくれる先生方を見ていて思ったのは、子どもたちに対する真摯さ。
だからこそ、部外者である自分を頼ってくれたんだと思うと、「なんとしても期待に応えたい!」という想いにかられた。

ーーーーー
そんなわけで、当日の懇談の授業は『「共に生きる」を考える特別授業』と名前を変えて実施された。

当日の構成は以下のとおり。(90分)

1. ふだんの生活〜ヘルパーにお願いしていること〜
2. 車椅子に乗っているボクのこと、どう思う?
3. ボクとみんなの同じところ、ちがうところ

4. ボクもちがいに苦しんだんだよ^ ^(小学生時代)
5. 同じって安心するよね!(中学・高校時代)
→ちがいも同じも真ん中に

6. 子どもから大人になる中で学んだこと
→障害を忘れられる瞬間
→本当に説得力を持って話せるのは自分が経験したことだけ

7. グループワーク
①ボクがクラスメイトになったら?(困りそうなこと)
②みんなの困りごとを話し合ってみよう!
(学校・生活)

8. メッセージー中学生は”夢”へのウォーミングアップ!ー

ーーーーー

今回、先生たちは本当にたくさんの要望を伝えてくれた。そして当日は保護者参観も受付られた。
加えて、3日前には生徒の立候補制で実行委員が立ち上がったと聞いた。
①長野の案内 ②保護者受付 ③会場設営 ④司会進行

まさに、子どもたちが中心となって「(自分との)ちがいを受け止め、同じ空間に迎え入れてくれた」
そんな時間。

いつもは高校生が使うという開放的なガラス張りの講堂で、彼らの心はそんな先輩たちに匹敵するほど逞しく、オープンになったような気がしています。

本当にありがとうございました!

(Photo by Hoshio)

2024年9月 千葉柏リハビリテーション学院 理学療法学科(PT)2年生

2019年、2021年に続き、今回が3回目の訪問となった同校。講師を務める友人とは2004年の夏に筑波にて、大学主催のスポーツキャンプで出会って以来の仲。
今年で友達結成20周年の節目にこうして三度タッグを組めること。それだけで嬉しかったです!

そして今回がこれまでと決定的に違うのは、コラボ授業にTryしたこと。もともとは単独で依頼をいただいていたのですが、講師である友人にお願いし、今年1月のイベントで”人前デビュー”を果たした新進気鋭の若手車椅子ユーザー:Ryuga と一緒に赴きました。
(※詳しくは今年1月の「ふくらむフクシ研究所主催トークライブ2024」をクリック!)

ーーーーーーー
そんなわけでこの日のタイトルは【RyoとRyugaが贈る 教科書だけでは絶対に分からない 今日だけの授業!】

ー全体構成(※大枠)ー

1. 先生との出会い/RyoとRyugaの印象は?
2. 今日の約束
3. 貼られた”レッテル”から良さを見つけよう!
4. 何が障害(になる)?
5. 当事者と触れ合う意義
6. たっぷり演習(全体/グループ)
7. メッセージー僕らが来た意味と伝えた言葉ー

約30人ずつ、2コマセットで180分。
これを午前と午後でそれぞれ実施し、トータル360分!
ホントにRyugaがいてくれて助かりました(笑)

過去最大の長丁場、もちろんトークと演習を組み合わせて行ったのですが、後半は(ランチタイム後の睡魔も考慮して)その順序を入れ替えて実施。
クラスの雰囲気もありましたが、心のキョリを詰める前に(演習を通して物理的な)身体のキョリを詰めることの大切さも実感することができました。

この日が”講演デビュー”となったRyugaは、床からの(脚の力を使わないで行う)トランスや自家用車への乗り降り、車椅子バスケ車の体験や、日々の練習で培った技術を披露。
私もサポートを信じて数年ぶりの自力歩行に挑戦した他、上着の着脱、トイレ介助実践、車椅子→椅子への自力移乗、ペットボトルキャップ開け&靴と靴下着脱チャレンジなど、盛りだくさんでお届け!
さらに演習のラストには「2人が届かない高さの物を自力で取るにはどうする?」を考えてもらう流れに…。ずっと我々を観察していた学生たちはこちらが驚く速さで妙案をひらめき、教室は大盛り上がりでした!

「関わりのハードルを下げて可能性を決めつけず、一緒になって考え、まずはTryしてみる」

この日の授業が、学生たちはもちろんRyugaにとっても、「できた時の喜び」を噛み締める、そんな時間になっていたらいいな。そんなことを思ったRyoでした。

(Photo by Hoshio)

2024年9月 江戸川区立北小岩小学校「道徳地区公開講座」保護者向け講演会

「ありのままの姿で、自分との”ちがい”を受け止めてみる」

これが今回、保護者や地域の方向けの講演を快諾した時に自分の中にフッと降りてきたテーマ。
先生からの依頼は「思いやり」や「他者理解」の大切さ。

子どもたち相手とはちがい大きな盛り上がりが期待できない中で(笑)、冒頭で皆さんと1つの約束を交わしました。
『僕も今からありのままの姿で自分と皆さんとのちがいを受け止められるように頑張るので、皆さんもゲストが来たからって取り繕ったりしなくて良いので、ありのままぶつかってきてください!』

ーーーーー
そうして始まった授業は、
①幼少期からのコンプレックスを明かし、
②(授業での)現在の子どもたちとの向き合い方を伝え、
③障害や人とのちがいを”自分たち事”の価値と説き、
④実生活の事例を提示し、ご自身のお子さんとの向き合い方(声の掛け方)を考える

という構成。(45分)

最後は「色々と偉そうなこと言ってきたけど、あなた自身も大切にされていい存在で、僕は皆さんの味方です^^」と伝え、現場を後にしました。

2024年7月 早稲田大学人間科学部2年生

昨年に引き続き早稲田大学で社会福祉士養成課程の授業を担当する先生からの依頼。

今回も任務は
「夏休みに(高齢・障害・児童の)各分野の実習に行く学生たちに経験を伝えること」

タイトルは【実習前に考えるユーザーとスタッフとみんなの気持ち】

ユーザーとは施設に通う利用者、スタッフは同じく施設職員。そしてなんといっても(今)目の前にいるみんなの気持ちを大切にする。

実習に対する不安を少しでもワクワクに変換したいと考えた、構成は以下のとおり。

  1. 自己紹介
  2. 僕のことどう思う?
    −かわいそう・大変そう・楽しそう・変なやつが来た(笑)・どう対話したらいいか分からない、から挙手
  3. 今伝えたい、僕の想い(1.障害を忘れられる瞬間、2.何を頼んでどう頼まれるか)
  4. 日常生活で依頼しているサポート
  5. 実習の目的(※目標とのちがい)
  6. 心掛けてほしいことと、見守りの大切さ
  7. 最後にメッセージ
    …ワクワクしながら相手の「やりたい」を引き出そう!

その後は実技演習を実施。
最初は笑顔の中に寡黙さと緊張感を兼ね備えていた学生たちも、「これ、どうやったら1人でできる?」という問いかけを繰り返すうち、だんだんと声をあげて呼応してくれるようになりました。
ハサミは使える?菓子パンやおにぎりは自力で開けられる?彼らの問いの答えを実演で^^
そして(汗をかくと申し訳ないので)上着の着脱は男性陣と冒頭で(笑)まで。

できない事実に落ち込むのではなく、どうしたらできるかを一緒に考える。そんなスタンスを大切に、各々の実習を存分に楽しんでほしいと願っています。

最後には2年ぶりにラジオ収録にも参加し、充実の訪問を終えました。

2024年5月 共催イベント

関西の大切な友人が「未来でやりたいこと」を打ち明けてくれたので、僕の長年の大切な友人と最近出会ったアクティブなナイスガイに声を掛け、アットホームなトークイベントを共催しました!

『ココロの声をコトバにーぜんぶ話して、仲良くなっちゃえば?ー』

誰が創り手かわからないゴチャまぜのイベントをやりたいよね!と話して臨んだ当日は、新たなつながりと温かさに包まれた最高の空間になりました^^

>その他イベントの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
https://note.com/ryonagano/n/n088d03b690e8

2024年2月 清瀬市立清瀬第八小学校 4年生

つい1年前まで拠点を置いていた地区、そして実は初めての行政(※社会福祉協議会)を介しての依頼は、やはり「障害や多様性のある方々との接点を、(もっと身近に)子どもたちに作ってあげたい!」でした。

ここは今こそ『ちがいも同じも真ん中に〜しょうがいってなんだろう?〜』を生かす時!

今回も以下の構成で行いました。

  1. 「ボクのこと見てどう思う?」(※同様の質問を最後にも)
  2. 車椅子でもできるスポーツ(eスポーツの紹介)
  3. ボクと一緒にスポーツするには?(※本文)
  4. ふだんの活動…ボクにできること、できないこと(※クイズ形式)
  5. 1人暮らしのリアル…ヘルパーを使った生活
  6. 「どんな毎日になってほしい?」(※障害理解)
  7. 明日から使える「魔法の言葉」

「障害者に優しくしましょう!」のような画一的で、みんなが一方的にやってあげなきゃいけないというような展開には絶対しないのが僕のこだわり。

終了後、校長先生からも「困難さや悩み、不安や嫌なことが障害。これならみんなもあるよね!」という話を聴いて、ストンと自分の中に落ちました^ ^というお言葉をいただきました。

みんなも(周りの人に)頼っていいんだよ。その時に困ったら【魔法の言葉】を思い出してね!

翌週の車椅子体験に備え、社会福祉協議会のスタッフにも見守られながら臨んだ今回。
そのエッセンスは子どもはもちろん、大人にも伝わったようです。

2024年2月 久喜市立本町小学校4年生

「障害者スポーツをしてみたけれど、あまりうまくできなかった」
「当事者から直接話を聴きたい」

後から聞いた話によれば、4年2組の子どもたちが障害者スポーツについて調べ、1組の子どもたちが当事者の方を自分でリサーチして実現した今回の講演会。
体育館に集まった60名ほどの子どもたちの瞳は、みんなキラキラ輝いていました。

加えて、6年生の車椅子の女の子に、学年を越えて保護者の方まで。

  1. 「ボクのこと見てどう思う?」(※同様の質問を最後にも)
  2. 車椅子でもできるスポーツ(eスポーツの紹介)
  3. ボクと一緒にスポーツするには?(※本文)
  4. ふだんの活動…ボクにできること、できないこと(※クイズ形式)
  5. 1人暮らしのリアル…ヘルパーを使った生活
  6. 「どんな毎日になってほしい?」(※障害理解)
  7. 明日から使える「魔法の言葉」

完全に確立し、自信を持ってお伝えできるようになってきたこの年代への多様性を認め合う授業。
引き続きブラッシュアップし、もっともっと楽しく届けられるように頑張って行きます。

写真・動画の撮影を快諾して下さった学校関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます!

2024年2月 叡明高等学校1年生 進学クラス 約400人

先週に引き続き叡明高等学校へ。
今日も1年生、進学コース10クラス。合わせて400人超え!!

2日間で700人の生徒に声を届ける。本当に貴重な機会に感謝。
(※1限だったため、学校にいる間は雪の影響も受けずに済みました)

そしてこの日はご覧のように、心強い相棒を連れて行きました。なんと昨年7月に講義を行った早稲田大学人間科学部の学生が「ぜひ一緒に同行したい!」とのことで、急遽でしたがサポーターの任を軽やかに果たしてくれました。
私の依頼を快諾してくれた叡明高校の皆さんは言わずもがなですが、出会ってから半年以上にわたってずっと私の活動を注視し、志高く対話を続けてくれた彼の心意気には感服。

だからこそ、急遽「(グループワーク後に発表する)生徒たちのもとへマイクを届けて!」とお願いし、同じ空気を共有してもらいました。もしかするとそこでは、同世代の彼らたちにしか分からない対話が生まれていたかもしれません。

写真ように立派な会場で、満席の生徒たちに僕が伝えたかったこと。それは「他人事は自分事(なのかもしれないよ)」ということでした。

困難さや悩み、不安や嫌なことはみんなが持ってる。みんなだってSOSをどんどん出していい。
人はちがうからこそ価値がある。本当に説得力を持って話せるのは自分が経験したことだけだからね…!

皆さんのありのままの姿を大切にした先に、いつもとはちょっと違った気づきを授けられていたなら幸いです。

2024年1月 叡明高等学校1年生 特類型 約300人(※前半)

今回のご依頼は埼玉県越谷市、レイクタウンに程近い私立のマンモス高、叡明高等学校での2週連続講演!
初回となったこの日は生徒さん300人ほど(9クラス)に、教職員の皆さんの研修も兼ねたいということで、総勢約330人の皆さんに聴講していただきました。

2日間共通の授業、大きなテーマは『他人事は自分事ー助け合い・支え合いを考えてみるー』

今から約1年前、昨春にご依頼いただいてからというもの、今日まで担当の先生とたくさんのやりとりを重ね、迎えた本番。
生徒の皆さんの緊張と先生方の期待、それに伴って高まる責任感と高揚感。そんなものが重なり合う時間でした。

前半は15分の講演パート。
障害をぐっと身近に、他人事から自分事に転換しつつ、「悩んだことや困っていることがあったら、みんなももっと気軽に誰かを頼っていいんだよ!」

・人はちがうから助け合える。
・だからこそ、みんなの想いに価値がある。

そんなことを伝えました。

後半のグループワークは『長野を(明日から)転校生として迎える時に、叡明高校で変えた方がいいと思うところはどこですか?』

先生方と知恵を絞った考案の身近な話題が功を奏し、活発に議論が行われました。
最初こそ、スロープをつける・エレベーターを増やすといったハード面を中心に話をしていた生徒たちでしたが、次第に「今の(ありのままの)自分が明日からできることってなんだろう?」と、よりミクロの視点まで考えることができるように。
そんな軽やかな思考の広がりが印象的でした。

ーーーーー
さぁ来週は後半組の1年生と対話します!
次回はどんな化学反応が起こるのやら…。
乞うご期待!!

2024年1月 日本財団ボランティア向けセミナー 私にもできるサポート!(※社会人向け)

先日は委託先から日本財団主催の研修講師に抜擢していただいたので、夕方から品川に出向き、オンラインでお話しさせていただきました。

『ボランティア向けセミナー 私にもできる!サポート!〜車いすユーザー編〜』

ということで、ボランティア初心者、また未来のボランティア実践初心者向けにお話しさせていただきました。

車椅子の種類やそれぞれの利用者の特長、困り事の一例などを寸劇を交えてレクチャーしました。

ーーーーー
近年は1から単独で創り上げ、対話をすることが多かった身。
あらかじめ台本があり、決められた時間内できちっと収めるのは、逆に難しいなぁと再認識したり。

多くのスタッフの方々の”最後の砦”として皆様の前に立つプレッシャーを、久々に感じた60分でした。

関わって下さった皆様ありがとうございました!

※写真は本番前のリハの様子

2024年1月 ふくらむフクシ研究所主催トークライブ2024

昨年12月に開催したRyo室空間『ここちよい関係性の育み方』に出演して下さった小坂圭亮さん、田中美奈さんのご紹介により登壇に至った今回のトークライブ。
ふくらむフクシ研究所発起人の藤本遼さんとの出会いってまだわずか4ヶ月。

昨年の9月に(埼玉県)草加市のコミュニティにお誘いいただいて以来、もの凄いスピードで良質なご縁に恵まれています。今回はその恩返しの意味も込めて。

一緒に登壇したブラインドコミュニケーターの石井健介さんは全盲でラジオパーソナリティを務める2児のパパ。1日がかりで3セッション、そのトップバッターを当事者の2人(と聴き手の大森さん&リュウガくん)で務めました。

我々の役割は「関わりのハードルを下げること」ということで、(オンライン)打ち合わせの段階から石井さんと意気投合!大変なことはあるけれど、日常をとにかくポップに、真実を笑顔で伝えることだけを心掛けて、90分を会場を巻き込みながら創り上げていきました。

その他当日の様子はブログ(note)をご覧ください。
https://note.com/ryonagano/n/nfd1f998abed6

これからも「障害を忘れられる瞬間」を丁寧に届けていきます。

2023年

2023年11月 吉川福祉専門学校

10月の2年生に続き、今回は1年生の皆さんに向けてお話しさせていただきました。

①仕事
②生活
③困り事

授業の柱は変わりませんが、まだ入学して半年あまり。2年で介護士(介護福祉士)のいろはを習得するとはいえ、先輩たちとは知識も現場経験も異なる彼らに、どんなリアルを見せようか。

「自分は関わりの入口でいい」

僕が授業で届けたいのは”現場の厳しさ”ではありません。それは否が応でも実習や普段の座学で各々が体感するはず。
僕はむしろ、そんな時のストッパーになりたい。

「あの時長野が〇〇って言ってくれたな。よし、もうちょっと頑張ってみよう!」

そんなふうに”誰かにとっての痛み止め”になれたら、これ以上嬉しいことはありません。

そんなわけで、今回は興味をそそるeスポーツの話を厚めに、コントローラーを持つ手の動きから障害特性を伝え、講義中に水分補給をしながら発声の悩みを吐露するなど、対話と笑いを意識した90分。

「気持ちが楽になった」という感想をくれた方も多かった今回。1人でも多く現場を楽しみ、どこかで再開できることを願ってやみません。

※お写真・動画のご提供ありがとうございました。

2023年10月 吉川福祉専門学校

来春に卒業を控えた2年生28人への講義。

『先天性重度障害者の一例と考え方』

実際の現場を見据えて、ということで硬いタイトルをつけてしまいましたが、予想以上に柔らかい雰囲気で適度に笑いも生まれて。

難しいテーマを掲げてしまったにも関わらず、皆さん熱心に聴いて下さって、少なくとも実りある時間にはなったかなと思います。

話し方・間合い・事例の出し方などなど。
どれも本当に大切です!

①仕事
②生活
③困り事

依頼された内容をいかに分かりやすく、楽しく、まるでその場に(一緒に)いるかのように、リアリティをもって伝えるか。
福祉を学び、その道を志す方々にどういった第1印象を届けるか。これは本当に重要です。
言ってみれば僕が他の人(障害のある方)と関わる時のハードルの高さを決めているんだと思うと、本当に身が引き締まりますよね。

来月は1年生32人。
もっといい授業を届けます!

2023年7月 早稲田大学 人間科学部2年生

昨年の夏に地元のFMラジオに出演させていただいた際、オンライン収録でご一緒した先生からの依頼。

「夏休みに(高齢・障害・児童)各分野の実習に行く学生たちに経験を伝えてほしい」

ということで、タイトルは【実習前に考えるユーザーと実習とみんなの気持ち】

実習に対する不安を少しでもワクワクに変換すべく、構成は以下のとおり。

  1. 自己紹介
  2. 僕のことどう思う?
    −かわいそう・大変そう・楽しそう・変なやつが来た(笑)・どう対話したらいいか分からない
  3. 今伝えたい、僕の想い(障害を忘れられる瞬間、何を頼んでどう頼まれるか)
  4. 日常生活で依頼しているサポート
  5. 実習の目的(※目標とのちがい)
  6. 心掛けてほしいことと、見守りの大切さ
  7. 最後にメッセージ
    …ワクワクしながら相手の「やりたい」を引き出そう!

最初は緊張していた学生たちも、「どうやったら1人でできる?」という演習をする頃にはすっかり和やかに。ノリやハサミ、折り紙や菓子パンやおにぎり(自力で開けるとどうなる?)、最後は上着の着脱まで。

できない事実に落ち込むのではなく、どうしたらできるかを一緒に考える。
そんなスタンスを大切に、各々の実習を存分に楽しんでほしいと願っています。


2022年

2022年10月 北区内の小学校3年生 「総合学習」【みんなでいっしょに楽しむために みんなで できること】

今回もまた、親友の先生が夜に不定期開催しているオンラインコミュニティで繋がってお招きいただきました。
(※学校は本当に信頼性が命の場所なので、こうして繋げて下さることがとにかく有難いです🙏)

今回は3年生の総合学習!
今彼らは「誰もが楽しめるあそびやスポーツ、ルールづくり」について学習を進めていて、その導入や深化のために来てほしい…!と。

そこでこの日の授業ではいつもの内容に加え、「野球でキャッチャーまで届かない時」「サッカーで足が使えない時」「バスケットボールのゴールが高すぎて入らない時」など、具体的な場面を提示しアレンジを考えてもらいました。
単に「近づけばいい」「下げればいい」といった画一的な発想にとどまらず、「投げられるようになったら少しずつ距離を離していけばいいと思う!」といった声も上がり、嬉しくなりました^^

ダイバーシティやアダプテッドスポーツという言葉こそまだ少し難しい年頃かもしれませんが、大人がきちんと伝えれば子どもたちはしっかりと受け取ってくれるんですよね。
直後に行った「モルックで(握力の弱い車椅子の方でも)的を倒しやすくする方法を考える」ワークでも、さすがの発想を披露してくれました。

  1. 「ボクのこと見てどう思う?」(※同様の質問を最後にも)
  2. 車椅子でもできるスポーツ(eスポーツの紹介)
  3. ボクと一緒にスポーツするには?(※本文)
  4. ふだんの活動…ボクにできること、できないこと(クイズ形式)
  5. 1人暮らしのリアル…ヘルパーを使った生活
  6. 「どんな毎日になってほしい?」(※障害理解)
  7. 明日から使える「まほうの言葉」

運動会の練習などもあり先生方も忙しすぎて実はほとんど打ち合わせもできずに当日を迎えてしまったのですが、子どもたちは超積極的! 発言のシャワーで授業を盛り上げてくれました^^

後日お礼の電話までいただき、引き続き学習を見守り、「遊び開発研究アドバイザー」として子どもたちに寄り添っていくことになりそうです!

2022年9月 杉並区内の小学校(特別支援学級)1〜6年生「これは〇〇しやすい?それともしにくい??/ボッチャ大会」

夏休みから3日後、2学期が始まって間もないこの時期にご一緒したのは、なんと自身が小学校1年生から4年生までお世話になった特別支援学級の先生。あれから約25年(四半世紀)!肢体不自由から知的へと分野は変わりましたが、今でもその道で活躍されていることが僕は嬉しい!

「言葉よりも視覚やアクションで!」

僕にとってはいつもの武器が使えずに少しの不安もありましたが、そこは先生の巧みなリードでなんとか克服…!事前に僕の写真を見せてくれていたり、子どもたちの特徴を細かく共有して下さっていたりと、本当に助かりました。
また、視覚(情報)優位な子どもたちにとってキャラクターの効果は絶大!自己紹介の後は先生考案の【やっすい】と【にっくい】が登場し、使いやすさ・見えにくさ・運びやすさなどを体験を通して一緒に学びました。

その後、体育館で行われたボッチャ体験では、チーム別にスクエア(四角形)を形成。4方向から同時に投球することでスペースを目一杯に使うことで、コロナ禍でもみんなで一緒にボッチャを楽しみました。
低学年の子は枠に入るまで何度でも投球可などユニバーサルなルールもあったのですが、高学年の子もきちんとそれを受け入れていて、それもまた素敵でした^^

  1. 自己紹介
  2. 「これは使いやすい?使いにくい??」
  3. みんなでボッチャ!

「保護者の方々にもぜひ、いきいきと輝く先輩の姿を見せてほしい!」という校長先生の計らいで、3年ぶりの授業参観も実現した今回。
何を残せたかは分かりませんが、僕以上に輝く子どもたちを見て親御さんもきっと安心できたんじゃないかな。そんな場に居られたことに感謝。

これからも、ちょっとだけ先を照らすような誰かの道しるべになれたら嬉しいです。

2022年7月 文京区内の小学校5年生 「総合学習」【ちがいも同じも真ん中に〜知ったからこそできること〜】

この日もまた、4年ほど前に出会った先生とのご縁で、当時隣のクラスの担任を務めていた先生との再タッグ!
「ひょっとしてゆっくりお話するのは初めてかも?」なんて思いながら臨んだ事前打ち合わせでは、児童の特長や学習状況などを大変丁寧に教えていただき、当日のイメージをしっかりと描くことができました。

「1階の教室を…!」ということで、図書室での授業もなかなかレアなケース。
こちらの学校でも、ご自分のクラスだけでなく学年全体を任せていただけるのは本当に嬉しいことです。

  1. スポーツってできるの?
  2. ボクとみんなの「同じところ」「ちがうところ」
  3. どんな生活をしているの?〈仕事とくらし〉
  4. ”しょうがい”ってなんだろう?
  5. ボクにとっての”レガシー”とは?
  6. いろいろな人が使いやすいもの〈ユニバーサルデザイン〉
  7. 1人ひとりが大切だよ!〜明日から使える魔法のことば

「低学年の頃から(特別)支援級の子は身近にいるけれど、関わり方に差がある」「強く当たってしまう子もいる」とのことでタイトルを少し変更し、【知ったからこそできること】という視点で、それぞれが自分のアクションにフォーカスできるようにしました。

そして、子どもたちがオリンピック・パラリンピックレガシーを学習済とのことで、僕にとってのレガシーとして「色々な人が混ざり合っている環境が当たり前になってほしい」と、写真を見せながら考えてもらいました。

質疑を交え、盛りだくさんの45分×2コマ。
これからも学習のつながりを意識しながら、担任の先生に良いバトンを渡せるように頑張ります。

2022年7月 足立区内の小学校4年生 「総合学習」【ちがいも同じも真ん中に〜しょうがいって何だろう?〜】

今年2月、友人の先生を介して繋がった方から学校を変えて再びの依頼。
今年度は4年生3クラス!1時間目から3時間までを使い、各クラスの子どもたちと丁寧に向き合いました。
(内容は大差なくとも)ご自分のクラスだけでなく学年全体を任せていただけるのは本当に嬉しいことです。

  1. スポーツってできるの?
  2. ボクとみんなの「同じところ」「ちがうところ」
  3. どんな生活をしているの?〈仕事とくらし〉
  4. ユニバーサルデザインってなんだ?
  5. 1人ひとりが大切だよ!〜明日から使える魔法のことば&”しょうがい”ってなんだ?〜

同様の内容を重ねながら常に意識するのは、「子どもたちにとってより分かりやすくするには(どうしたらよいか)?」ということ。

例えばユニバーサルデザインについて考える時、【色々な人がいるから色々なモノが必要だね!】と伝えるのか、【色々なモノがあればみんなが助かるよね^^】と導くのか。

今回は後者を採用したのですが、このようにこれからも細部までこだわって、より良い授業を目指していきたいと思います。

2022年6月 北区の小学校5年生 「総合学習」【ちがいも同じも真ん中に〜しょうがいって何だろう?〜】

大学の同級生より、「(車椅子の人の生活について考える授業に)ぜひ、来て!」

約10年ぶりの再会に、お互いを”先生”と呼び合う不思議な感覚。何より、いざという時に思い出してくれたことに大きな喜びを感じながら迎えた当日。

体育館にて2クラス合同、50人を超える子どもたちに、まずは約30分のおしゃべり。

「ユニバーサルデザインの学習につなげてほしい!」という要望もあり、いつもの話題に加えてメガネや車椅子を例に【必要な人】【(今はまだ)必要じゃない人】という話から、みんなにとって使いやすいモノやことが大事だね!と伝えました。

  1. スポーツってできるの?
  2. ボクとみんなの「同じところ」「ちがうところ」
  3. どんな生活をしているの?〈仕事とくらし〉
  4. ユニバーサルデザインってなんだ?
  5. 1人ひとりが大切だよ!〜明日から使える魔法のことば&”しょうがい”ってなんだ?〜

最後に再び行なった(ボクは)「かわいそう?」「大変そう?」「楽しそう?」といった質問では、またまた大逆転で8割以上の子どもたちが「楽しそう!!(に見える^^)」と回答。

その後に設けられた質問コーナーも「事前に考えていた」というだけあって、その手が途切れることはなく、『車椅子ならではの楽しみはありますか?』という切り込んだ質問も…!

授業の前後には校長室にて校長先生ともゆっくりとお話しさせていただき、子どもたちのために次につながる手応えも得られた充実の時間となりました。

2022年2月 足立区内の小学校2年生 道徳「まわりにいる いろいろな人」

久しぶりの低学年、2年生「道徳」の授業を2クラス連続で任せていただきました。
内容はもとより、前回に引き続き依頼されたのが「何でも聞けるお兄ちゃんとして来て下さい!」ということ。

私としてもただ1つ、「ちがうけど、こわくない^^」と思ってもらえればいいと、すべての声を受け止めるつもりで臨みました。低学年のうちはこれで十分なんです!
小さな頃の「そんなことあったな」が、やがて知識と結びついて「知っている」に変わる。

  1. スポーツってできるの?
  2. ボクとみんなの「同じところ」「ちがうところ」
  3. どんな生活をしているの?
  4. 1人ひとりが大切だよ!〜あしたから使えるまほうの言葉と、”しょうがい”ってなんだ?〜

こんな話をした後、子どもたちからは「長野さんにも楽しいことがあってよかった」。
同じところもしっかり伝わったみたいでホッとしています^^


2021年

2021年12月 大阪府大東市内の小学校3年生「バリアフリー体験教室」アシスタント

大阪府大東市が手掛けた教育事業「バリアフリー体験教室」にて、当事者講師の急募があり急遽東京から駆けつけ、【車椅子体験エリア】のサポートをさせていただきました。

子どもたちがペアになって体験するスタート地点で適宜、安全に留意する声掛けをした他、最初と最後にはそれぞれ5分程度スピーチも行いましたが、みんな素直で行儀よく、まっすぐに話を聞いてくれた姿が印象的でした。

この日が学習のまとめということで、子どもたちが校内のバリア(フリー)をまとめて作った学校案内図をいただいたのですが、もらうのを躊躇ってしまうくらいの力作でした!

2021年10月 大田区内の小学校4年生「いろんな人が可能性を持っている!」

  1. スポーツってできるの?
  2. ボクとみんなの「得意なこと」「苦手なこと」
  3. どんな暮らしをしているの?
  4. 1人ひとりが大切だよね!〜まほうの言葉と、障害ってなんだ?〜

2021年9月 企業様より依頼を受け、多機能トイレの実証実験にモニターの1人として参加

※車椅子〜高さの異なるトイレへの移乗を繰り返し、使いやすさを意見しました。

2021年7月 大東文化大学「実生活とSDGs」(※後輩の文学部教育学科生に)

  1. バリアフリーとユニバーサルデザイン
  2. 学生時代のキャンパスライフ
  3. 僕にできるSDGs

2021年7月 日本女子体育大学「障害児と障害者スポーツ」(※オンライン)

  1. 学生時代に取り組んだスポーツ
  2. 日常生活×ユニバーサルスポーツ
  3. 1人ひとりの”障害”とどう向き合うか

2021年7月 千葉柏リハビリテーション学院 「未来の“先生”を目指す皆さんへ」

  1. 僕の動きをサポートしてみよう!(言われたことは全部やる!)

2021年6月 企業様より依頼を受け「車椅子ユーザーのトイレ事情」について同世代の難病YouTuberと対談

※モバイルトイレの実証実験に伴う企画

台本なしで1時間、赤裸々にトイレ事情を語りました。モバイルトイレのニーズについても…

2021年5月 企業様より依頼を受け「3.11と災害対策」

  1. 東日本大震災のリアルと教訓
  2. 災害時に不安なこと、あると嬉しいもの

2020年

2020年11月 国際学院埼玉短期大学 幼児保育科

  1. できる動き、できない動きを考えよう!
  2. 未来の現場で活かせること〜子どもの成長をイメージしよう〜

2020年11月 【介護の日】特別対談(※お相手は車椅子安全利用コンシェルジュの久内純子さん)

  1. 障害を忘れられる瞬間
  2. ヘルパーとの向き合い方
  3. 自分とちがう人たちがともに生きていく上で大切なコミュニケーションスキルとは?

2020年9月〜10月 朝霞准看護学校での臨床実習協力

1ヶ月にわたってメンバーを入れ替えながら

  1. バイタルチェック
  2. 食事
  3. 移乗
  4. 排泄
  5. 体位交換
  6. 口腔ケア
  7. ベッド上での洗髪

など、実際の患者さんに対する想定したケアを受けました。
オンラインでは主にヒアリングを通して身体の状態を共有し、支援に対するフィードバックを行いました。

2020年8月 多世代型介護付シェアハウス『はっぴーの家ろっけん』さんとのコラボイベント(※オンライン)

  1. 大人のための夏期講習「障害はおもしろい!!」

はっぴーの家ろっけん

2020年5月 世田谷区内の体育大学「障害児と障害者スポーツ」(※オンライン)

  1. 私とスポーツ
  2. 社会人になってからのスポーツ
  3. 普段の生活について

2019年

2019年10月 大東文化大学「 障がい学生支援1daysトレーニング」(※OB講演枠)
~聴覚障害者に対するノートテイカーボランティア[有志]育成プログラム~

  1. 自己紹介
  2. いつも伝えている12の想い

2019年10月 板橋区内の小学校4年生 「総合的な学習の時間」(※3クラス連続)

  1. どんな毎日になってほしい?
  2. みんなに言ってもらえるとうれしい「まほうの」言葉
  3. 普段の生活について

2019年5月 千葉柏リハビリテーション学院(※2コマ連続)

  1. 障害って何?
  2. ”機能障害”と”障害”の違い
  3. 事例検討
  4. 質疑応答

2019年5月 大東文化大学 「介護等体験の研究」

  1. 障害って何?
  2. これまでの「バリアフリーやユニバーサルデザインに向けた取り組み」
  3. 介護体験先である「特別支援学校のリアル」

2019年2月 筑波大学附属 桐が丘特別支援学校 高等部 「自立生活講話」

  1. 何のために制度を使うのか
  2. 制度とは何か
  3. 肢体不自由者として一般就労をしてみて感じたやりがいと難しさ
  4. これまでの歩みと、活用した制度
  5. 一人暮らしに向けたアパート探しの実態

2018年

2018年10月 足立区内の小学校4年生 オリンピック・パラリンピック特別授業(※2クラス連続)

  1. どんな毎日になってほしい?
  2. みんなに言ってもらえるとうれしい「まほうの」言葉
  3. 普段の生活について

2018年7月 横浜市立金沢高校

  1. 僕の人生・これまで
    (講演依頼テーマ:「頑張っている人は自分だけじゃない」ことに生徒に気付かせてほしい)

2018年6月 大東文化大学 「教育学概論」

  1. 大学生活で困ったらどうする?
  2. 自立とは依存先を増やすこと
  3. 相談の大切さ
  4. 困っている子どもや保護者のケア

2018年5月 大東文化大学「介護等体験の研究」

  1. 人には誰にも「障害を忘れられる瞬間」がある。
  2. SOSは辛くなる前に!
  3. 相手の「気持ちのハードル」をどう下げるか

2018年4月 港南小学校4年生 ユニバーサルキャンプTOKYO

  1. みんなにはボクがどう見えていますか?
  2. 「ちがい」について

2018年4月 大東文化大学 ゼミOBとして

  1. 人生にはいくらでも選択肢がある

2017年以前

2017年6月 大東文化大学「介護等体験の研究」

  1. “しょうがい”についての話

2016年12月 大東文化大学 ゼミOBとして

  1. 周囲(学生)の「気持ちのハードル」をどう下げるか?
  2. 自分の要望を「みんなの要望に」

2016年11月 東園自動車教習所(新座市)

  1. うつ病経験から思うこと
  2. 障害を持って、仕事をする上での心構え
  3. 何を頼んで、どう頼まれるか

2016年8月 東園自動車教習所(新座市)

  1. 学生生活について
  2. ヘルパー育成について意識していること

2015年7月 光明特別支援学校チャレンジセミナー パネリスト

  1. 大学生活のイメージ・希望をもてるように
  2. その先の進路にどのようにつながっていくのか・つなげていくのか
  3. ディスカッション・質疑応答

2014年10月 筑波大学附属 桐が丘特別支援学校 5・6年「総合的な学習の時間」

  1. 自分から動くことが大切
  2. 手伝ってもらったり、協力してもらったりしたらきちんとお礼を伝えよう
  3. 自治体(市区町村)ごとのサービス支給量について

2014年8月 筑波大学附属 桐が丘特別支援学校 教職員研修「福祉制度とともに生きる」

  1. 福祉サービス全体が申請主義であること
  2. 各種サービスの手続きについて
  3. 自治体(市区町村)ごとのサービス支給量について

2013年10月 筑波大学附属 桐が丘特別支援学校 高等部「自立生活講話」

  1. 目的を持った上で最大限の努力をしてみよう!
  2. いかに上手に周囲の人に援助を求められるかが大切です。
  3. 困った時は1人で悩まず、家族や友人、先輩や先生方などに相談することも決して恥ずかしいことではありません。

著書

待望の第2弾!
日々是幸日~想えば価値!~
ジュピター出版株式会社 (2021)


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講演内容やオンライン講演会についてもお気軽にお問い合わせください。

ご依頼をいただいた後、実施時期や講演内容について、できる限り打ち合わせさせていただきたいと思っています。

可能な限り皆様のご要望に沿った形で実施するため、こちらから質問させていただくこともあるかもしれませんが、ご協力の程よろしくお願い致します。