2025年9月 戸田市「げんき保育園」















戸田市「げんき保育園」での1日保育士体験
私が月に1度、仲間と共催している教育系オンラインコミュニティ:「特別支援のホームルーム(HR)」でつながった元小学校長先生に御縁をいただき、今回戸田市にある社会福祉法人【げんき保育園】さんに「1日保育士体験」としてお邪魔させていただきました。
時間をともにしたのは、4才児年中(パンダ組)クラスと5才児年長(キリン組)クラスの子どもたち。
各クラスともに最初に行った自己紹介&質問タイムでは、「わずか1年のちがいがこんなにも明確に出るのか!」と思うほど、斬新で楽しい気づきを肌で感じることができました。
好きな食べ物やキャラクターなど、いわゆる障害にはいっさい触れず、様々な”好きなこと”を聞かれた4才児クラス。
対して(自己紹介前、教室で待ち構える私を)一目見るやいなや待ちきれず、「車いす見たことある!」「なんで車いす乗ってるの?」「足痛いの?」「(足)ちょっと曲がってるよ!」など、たくさんの純粋なリアクションをぶつけてくれた5才児クラス。
それでも共通していたのは、子どもたちの健気さや素直さ。
年齢を重ねるにつれ、何かと気を遣われることも多くなってきた日々の中で、1人ひとりの真っ直ぐな表現に、時に笑ってしまいそうになりながらも終始癒されていました。
もちろん、彼らの遊びに混ぜてもらったのですが、作ったレゴやブロックについて熱心に説明してくれる子、突然家族構成を打ち明けてくれる子(笑)、普段みんなで取り組んでいる「合唱を披露してくれるクラス」に、私との共同作業で「自分の絵を一緒に完成させたいクラス」など、そのリクエストやアプローチは様々。
各クラス40分ほどの関わりの中にも、そこには確かな”日常”があって、それぞれで創り出してきた”色”がありました。
「対話とふれ合い」の大切さを未来の大人たちへ
今回、そんな日々にお邪魔させていただけたからこそ改めて実感することができた、対話とふれ合いの大切さを、これからも「未来の大人たち」に丁寧に伝えていきます。
げんき保育園関係者の皆様、心のこもった歓迎や関わり、たくさんのプレゼントまで、本当にありがとうございました!
その場でいただいた「来年もぜひ!」の声により良い形で応えられるよう、引き続き精進していきます。
(撮影・編集:須藤保塩)




