2025年9月 多摩市立多摩第二小学校4年生(授業参観&道徳地区公開講座)


















20年ぶりの会話は、30年越しのタッグのため…!
大きくいえば時代を超えた”共演”が、この度実現しました。
当時、肢体不自由特別支援学校の小学2年生だった私が先生にとっては教師人生で初めての「担任」した「生徒」あり、3年間の師弟関係の後は、(卒業後)いつぞやの同窓会で1度会ったきり。
そんな先生が同校の校長になられて数年。「機は熟した」ということで、今回満を持してお声掛けいただきました。
この日は授業参観日。そして地域の方にも公開する【道徳地区公開講座】ということで、大人も子どもも一緒に!という大変貴重な空間になりました。
そんな状況下でしたが、校長自ら2コマを確保し「何よりも僚くんと楽しい時間を^ ^」との想いを最優先してくれました。
目次
当日の構成〔45分×2コマ〕
- 「ボクのこと見てどう思う?」(※同じ質問を最後にも)
- 車椅子でもできるスポーツ(eスポーツの紹介)
- ボクと一緒にスポーツするには?(※リアル)
- ふだんの活動…ボクにできること、できないこと(※ここでクイズ形式のワークショップを実施)
- →様々な小道具〈ハサミ・のり、おにぎり・お菓子の袋などを用紙し、私が1人でできるかできないかを予想…できなければ「どのようにサポートしたらできるのか?」を考えて実践する〉
- 1人暮らしのリアル…ヘルパーを使った生活
- 「どんな毎日になってほしい?」(※障害理解)
- 明日から使える「魔法の言葉」
給食もごちそうになった他、休み時間には、私と同じ障害と向き合う低学年の車椅子twinsとも対面。自身の過去を思い出しながら、ここでも目線を合わせて対話しました。
先方のご厚意で私の大切な友人も快く同行させていただき、授業を見てもらえたことは忘れられない思い出になりました。
改めて、現場の先生方へ敬意を抱くとともに、30年の時を越えて自身が預かる大切な子どもたちを任せて下さった“元担任”の同校校長と関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
(撮影・編集:須藤保塩)




