2025年2月 叡明高等学校1年生② 【進学クラス】 約360人

この日も前週に続いて叡明高等学校1年生への人権教育講演。今回は進学コースの皆さんと。
テーマや狙い、全体構成こそ『他人事は自分事ー助け合い・支え合いを考えてみるー』で変わらないものの、その場の様子や雰囲気を見て導入やエピソードを変えていくのが僕の真骨頂。

前週の”宿題”を踏まえて僕の方からオープンに、みんなの立場に立ちきれなかったことへの謝罪からスタートさせた今回。「間違ったな」と思ったら大人でも素直に謝ることが【助け合い・支え合い】を考える上では大切なんだよ、とまずは見せること。

その上で会場の構造の中で、僕はみんなを見上げているけれど、みんなは僕を見下ろしている(形になっている)よね。どこに立つか(場所)、どんな立場に立っているかによって物事を見え方は変わってくるよね。
今日は「ブレザー着用って聞いたけど、僕はみんなの心の上着を脱がせるつもりで自分からオープンにするね!」と伝えて、鉄板の『障害を忘れられる瞬間』の話へと繋げていきました。

もちろんその後はグループワークも実施。
「明日から長野が転校してきたら困りそうなこと」→「みんなの立場から変えてほしい設備」→「今のみんなが”ありのままの姿”のまま僕に対してできること」のようにステップを踏みながら考えていくことで、前週より格段に意見に深みが出たように思います。

終了後にはみんなの相談や質問が書面で寄せられ、事後学習の対応まで行った今回。
早速依頼をいただいた3年目に向けて、これからも並走は続きます。

(撮影&スタイリング:須藤保塩)

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