2024年9月 千葉柏リハビリテーション学院 理学療法学科(PT)2年生










2019年、2021年に続き、今回が3回目の訪問となった同校。講師を務める友人とは2004年の夏に筑波にて、大学主催のスポーツキャンプで出会って以来の仲。
今年で友達結成20周年の節目にこうして三度タッグを組めること。それだけで嬉しかったです!
そして今回がこれまでと決定的に違うのは、コラボ授業にTryしたこと。もともとは単独で依頼をいただいていたのですが、講師である友人にお願いし、今年1月のイベントで”人前デビュー”を果たした新進気鋭の若手車椅子ユーザー:Ryuga と一緒に赴きました。
(※詳しくは今年1月の「ふくらむフクシ研究所主催トークライブ2024」をクリック!)
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そんなわけでこの日のタイトルは【RyoとRyugaが贈る 教科書だけでは絶対に分からない 今日だけの授業!】
ー全体構成(※大枠)ー
1. 先生との出会い/RyoとRyugaの印象は?
2. 今日の約束
3. 貼られた”レッテル”から良さを見つけよう!
4. 何が障害(になる)?
5. 当事者と触れ合う意義
6. たっぷり演習(全体/グループ)
7. メッセージー僕らが来た意味と伝えた言葉ー
約30人ずつ、2コマセットで180分。
これを午前と午後でそれぞれ実施し、トータル360分!
ホントにRyugaがいてくれて助かりました(笑)
過去最大の長丁場、もちろんトークと演習を組み合わせて行ったのですが、後半は(ランチタイム後の睡魔も考慮して)その順序を入れ替えて実施。
クラスの雰囲気もありましたが、心のキョリを詰める前に(演習を通して物理的な)身体のキョリを詰めることの大切さも実感することができました。
この日が”講演デビュー”となったRyugaは、床からの(脚の力を使わないで行う)トランスや自家用車への乗り降り、車椅子バスケ車の体験や、日々の練習で培った技術を披露。
私もサポートを信じて数年ぶりの自力歩行に挑戦した他、上着の着脱、トイレ介助実践、車椅子→椅子への自力移乗、ペットボトルキャップ開け&靴と靴下着脱チャレンジなど、盛りだくさんでお届け!
さらに演習のラストには「2人が届かない高さの物を自力で取るにはどうする?」を考えてもらう流れに…。ずっと我々を観察していた学生たちはこちらが驚く速さで妙案をひらめき、教室は大盛り上がりでした!
「関わりのハードルを下げて可能性を決めつけず、一緒になって考え、まずはTryしてみる」
この日の授業が、学生たちはもちろんRyugaにとっても、「できた時の喜び」を噛み締める、そんな時間になっていたらいいな。そんなことを思ったRyoでした。
(Photo by Hoshio)




