書籍紹介
『僕にしかできないこと あなただからできること~障害を忘れられる瞬間を求めて~』
『今度は自分が、あの時世界を広げてくれた学生さんたちの力になりたい!』
高校までをほとんど障害者だけの環境で過ごした筆者にとって、1人飛び込んだキャンパスライフは挑戦と発見の連続だった。そこで出会った仲間たちからもらった「障害を忘れられる瞬間」の数々。
やがて月日が流れ壁にぶつかる中で思ったのは、「これってみんな同じじゃん!」ということだった。就職、1人暮らし、うつ病の発症、他者とのコミュニケーション…。その時々で次々と現れる壁に立ち向かう度、僕は自分と、自分の言葉と徹底的に向き合った。
そして出てきた12の想い。
本書は特にこれから進学や就職を控えた方、新しい挑戦に踏み出すヒントがほしい方に読んでほしい。それはきっと、新しいステージに立つ皆さんの心に寄り添えるものであるはず。
筆者が考える「障害とは何か?」。そしてその問いは、「障害者が障害について説いたものではなく、自身に降りかかってきた障害という謎を解き明かすため」のものであり、日々を生きる皆さんに共通する悩みだと信じているから。